
コラム2025/07/08
自動車の日常点検とは?頻度・項目・やり方を分かりやすく解説
乗っている自動車に「危険やトラブルはないか」を点検するのが日常点検です。
自動車の日常点検は義務なのでしょうか。
日常点検の頻度や項目、やり方など、分かりやすく解説します。
自動車の日常点検は義務?頻度や車検との違いなど
自動車の日常点検は乗っている方の義務です。
したがって、ご自宅で買い物や仕事など、生活に使っている自動車は乗っている方が日常的に点検しなければいけません。
日常点検をしない場合の罰則はありませんが、車に思わぬ不調が隠れていることも少なくありません。
自動車を安全に使うためにも、常日頃からの点検が重要です。
・日常点検の頻度
日常点検は自動車に乗る度に行うことが基本になっています。
エンジンやハンドル、ブレーキなどに違和感がないか、危険はないかなど、安全な走行のためにもしっかりチェックした上で自動車の乗ることが重要です。
・車検や法定点検との違い
自動車の日常点検は車検や法定点検とは異なります。
車検:初回登録時は3年、以降は2年ごとに行う。車検を取らないと、その自動車で公道を走れない
法定点検:12カ月、24カ月など、法律で定められた時期・タイミングで行う法律で定められた点検
車検や法定点検はそれぞれの時期に行う必要がある他、常日頃車に乗るときに日常点検も行わなければいけません。
自動車の日常点検のやり方や点検項目とは?
自動車の日常点検はドライバーが自身で行うことを想定しています。
そのため、専門業者のような専門的な機器や知識は必要ありません。
自動車の安全な走行に特に関係のある重要な項目を、ご自身で「音に違和感はないか」「駆動におかしいところはないか」を簡単にチェックするだけで問題ありません。
・自動車の日常点検の点検項目
自動車の日常点検の点検項目は15箇所あります。
【日常点検の点検項目一覧】
駐車ブレーキ、ブレーキペダル、エンジンのかかり、エンジンの減速・加速、ランプの点灯、ブレーキ液の量、冷却水の量、エンジンオイルの量、バッテリ液の量、ウィンドウォッシャ液の量、ウィンドウォッシャ液の噴射状態、ワイパーのふき取りの状態、タイヤの空気圧、亀裂・損傷、溝の深さ
仮に故障や気になるポイントを発見したら、専門業者で修理してもらったり、さらに専門的な点検を受けたりという流れになっています。
ウィンドウォッシャ液や冷却水などが減っていたら、早めに補充しておくようにしましょう。
最後に
自動車の日常点検は、
・自動車の状態をドライバー自身が把握するため
・自動車の故障をいち早く発見するため
・足りなくなった液を補充するため
にも重要です。
そして何より安全な走行のためにも、日常点検は大切なことです。
日常点検で不調や故障が見つかったら、自動車の専門業者である当社に相談していただければと思います。
車検や修理、整備など、困ったことがあれば、北斗市のカーサービスエイトにぜひお任せください。